人材コンサルタントとして、業界を俯瞰して感じた危機感 学習することで「知の探究心が湧いた」

[G検定 合格者インタビューvol.12]ディープラーニング × リスキリングによる自分磨き

レガシーな不動産業界のDX推進には

――近年、DXやAI活用推進により、各業界でIT・デジタル人材の需要が大きく高まっています。人材コンサルタントとして、眞山さんはこの潮流をどのように捉えていますか?

眞山

 前職のパーソルキャリア時代に担当していた不動産領域は、「契約は印鑑だ、紙だ」という世界で、特にレガシーな人が多い業界です。経営者同士の話の中でDXという言葉を知り、よくわかっていないまま「うちもDXをやるよ」「とりあえずDX人材を獲得してきて」とご依頼を頂くのです。

 しかし、その目的も曖昧ですし、そもそもDXを本当に必要としているのかも明確ではありません。不動産業界全体をみても、DXで何をしたらいいのか、どういうDXが必要なのかをきちんと答えられる人はあまりいないのではないでしょうか。

 業務効率化を進めるために、多額のコンサルタント料をかけて依頼している企業をよく見かけます。しかし、それで何かうまくいったのか、エンドユーザー側でポジティブな変化を起こせているかというと、あまりそういう感じも見受けられません。接客時間が少し短縮されたなど、その程度ではないでしょうか。それでは寂しいし、つまらないし、もったいない。さらに先を考えた方が面白いと思います。

 私が思う、これから不動産業界がやるべきことは、それこそのび太くんがドラえもんにお願いするような「不動産業界がもっとこうなったらいいな」という夢を描いて発信することだと思います。その夢を、別に彼らが自らの手でやる必要はなくて、その領域が得意な方々にやってもらえばいい。そのマッチングを、私たちが担っていきたいなと思っています。