【人材育成 for DX】開催レポート #7「サントリーグループのデータ人財育成 ~現場社員の成果創出に向けた取り組み~」

ゲスト:サントリーホールディングス株式会社 吉川 和宏氏、サントリーシステムテクノロジー株式会社 長谷川 寿延氏

 JDLAでは、デジタル人材育成に積極的に取り組む企業から学ぶ、無料ウェビナー「人材育成 for DX」を開催しています。このセミナーでは、DX推進の鍵となるデジタル人材育成に関して、毎回企業ゲストをお招きしながら様々な実際の取り組みをご紹介。そのノウハウを紐解き、お伝えします。

 2022年7月4日(月)に開催した「人材育成 for DX #7」のゲストは、サントリーホールディングス株式会社の吉川 和宏(よしかわ かずひろ)さんと、サントリーシステムテクノロジー株式会社の長谷川 寿延(はせがわ としのぶ)さん。

 酒類や飲料、健康食品等で知られるサントリーグループは現在、データ活用をテーマに現場社員の育成・支援に力を入れています。現場での成果に繋げる研修プログラムの提供や伴走支援など、取り組みは多岐にわたります。今回は、サントリーのデータ活用推進と人財育成の取り組みの内容や背景についてお話をお伺いしました。

こちらの動画の閲覧はDL for DX ニュース会員限定になります。閲覧パスワードはDL for DX Newsメールまたは会員登録後のサンクスメールにてご確認ください。会員登録はこちらから。

●登壇者紹介

サントリーホールディングス株式会社 デジタル本部 データ戦略部
吉川 和宏(よしかわ かずひろ)氏

新卒でサントリーホールディングス入社後、サントリーシステムテクノロジーにて、システム運用、営業BPR推進、データ利活用支援に従事。現在は、サントリーホールディングス デジタル本部にて全社データ戦略の立案、人財育成を担当している。

サントリーシステムテクノロジー株式会社 システム品質部長
長谷川 寿延(はせがわとしのぶ)氏

システム品質に従事。標準化活動、PMO等マネジメントオフィス、内部統制、人財育成を担当している。

JDLA 理事/事務局長
岡田隆太朗(おかだ りゅうたろう)[モデレーター]

2017年、ディープラーニングの産業活用促進を目的に⼀般社団法人日本ディープラーニング協会を設立し、事務局長に就任。2018年より同理事兼任。緊急時の災害支援を実⾏する、⼀般社団法人災害時緊急支援プラットフォームを設立し、事務局長として就任。コミュニティ・オーガナイザーとして、数々の場作りを展開。

今年4月に新設されたデータ戦略部が人財育成を旗振り

 まず、JDLAの岡田から本セミナーシリーズの趣旨説明とデジタル人材育成が急務であるという現状の共有のほか、DX時代のすべてのビジネスパーソンが持つべき共通リテラシー領域「Di-Lite」についてご説明。その後、吉川さんによるプレゼンテーション「サントリーのデータ人財育成~現場社員の成果創出に向けた取り組み~」がスタートしました。

吉川

 サントリーでは、DXを「デジタル×リアルの顧客体験を通じて、お客様の喜びと輝きを創造すること」と定義しています。当社ならではの強みは、商品開発によるモノづくりの力と、広告やブランドコミュニケーションによるコトづくり、そして創業以来のDNAである「やってみなはれ/利益三分主義」。そこに、テクノロジーを活用する力とデータを読み解く力を組み合わせることで、新たな価値を創造していこうと考えています。

吉川

 サントリーではデジタル戦略フレームワークを設定しています。目指す姿は「世界で最も愛され、信頼される食品・酒類総合企業へ」。顧客とのデジタル接点を作り、データによるお客様理解、それによって業務プロセス改善をして、新たな体験の提案を作ることで、結果的にサントリーのファンを作る。このループをしっかりと回していくことを目指しています。そのための基盤として重要なものが「優れたデジタル人材」「データ・IT基盤」「『外部の知』との連携」です。

 このフレームワークを推進しているのがデジタル本部です。私が所属しているデータ戦略部は今年新たに新設された部署で、メンバーは4人。本日同席している長谷川は、サントリーシステムテクノロジー(以下、SST)というIT専門部隊の会社(従業員約300人)に所属しています。その他のデジタル本部内に属している部署などを含め、トータル約400人でサントリーのDXを推進しています。